加太鯛カブラレポート

今年も残すところあと1週間となりました。
寒さも一段と増し、リールを巻く手が凍えてアタリがあると「ツルっ」とハンドルから指が外れる季節になってきました。
先日、冬に安定して釣れる加太の清海丸へ行ってきました。
2012122501.jpg
潮は小さいもののビニールでの釣果はよく、良い人は二桁と好調。
この日のポイントは25〜30m。
朝一はビンビン玉45gにイカナゴールドで攻めるも、ヌルッという感触のアタリのみ。
しばらく釣れない時間が続くも周囲でビニールをしている人はよく釣れている。
日が昇って明るくなりエビオレンジとオキアミピンクでローテーション。
ただ、これが1流しに1回アタリがあるかないかでカラーが合っているのかどうか、いまいち確信できない感じ。
たまに派手なチャートなども投入してみるも無反応。
エビオレンジやオキアミピンクに戻すと、ごく稀にアタリがあるのでこれが正解なのか?
アタリがないとカラーが違うのか?巻きスピードか?と不安になるこの釣りですが、稀にアタリがあるカラーや巻きスピードで押し通すことに。
これが正解なのかどうかは別として、ようやく1枚。
2012122502.jpg
少し辛抱するとまた1枚。
2012122503.jpg
そして船長が予告していた潮の流れが変わったタイミングで2枚連続追加。
最後はラストの流し前に棚からぼた餅感がある1枚を追加。
結果的に「これ」というカラーで押し通してやり切って5枚。
2012122504.jpg
ビニールでは1人20枚という釣果に対し、鯛カブラではその1/4の釣果。
ちなみにビニールと同じカラーに合わせても鯛カブラでは釣れず。
周囲が釣っているビニールとは違うカラーなら釣れる。
巻きスピードもビニールは超スローに対し、鯛カブラは速巻き。
食性に訴えるのがビニールなら、鯛カブラは好奇心やリアクションで釣っている感じでした。
以前からこういうシチュエーションでは、もっと小さい(軽い)ヘッドを使えば鯛カブラでもさらに釣果が上がっていたのではないか?と思えてきました。
玄界灘でもそうですが、小さいヘッドが良いパターンは存在します。
20gや30gなどを使えばもっと釣れるのではないか?
次回の釣行で同じようなシチュエーションなら、一度試してみます。
ちなみに今回もフックはがまかつの「サーベルポイント」を使用しました。
これまで2回使用していますが、10枚掛けて9枚獲っています。
さらに検証を続けてみます。

和歌山県加太鯛カブラレポート

ここ最近は所用でバタバタしていたり、他の釣りに浮気をしていて鯛カブラを随分ご無沙汰しておりました。
そうこうしているうちに寒くなり雪が舞う季節。
この季節、冬の天候(北風)に強くてしかも「釣果が安定している」のが和歌山県の加太。
爆風の日曜日に加太の清海丸へ行ってきました。
意外に暖かい朝。
2012121701.jpg
6時に港に集合し出船。
週末はさすがに大船団。
半端ない数の遊漁船がひしめき合います。
でもこの中で鯛カブラをしているのはおそらく私達だけでしょう。
そう、加太はビニールを使っての釣りが伝統。
約10mの長さにいくつもの枝針が出ていてそこにオレンジやピンク、透明・・・のビニールをちょん掛けして水中をゆっくり上下させて誘う釣り。
対して鯛カブラは1本仕掛け。
これが面白いことに幅広い層を一気にカバーでき、鯛カブラに比べて真鯛に仕掛けが遭遇する確率の高いのがビニール釣法なのですが、一本仕掛けである鯛カブラの方が釣果が良かったりするのです。
さて、港を出てポイントに到着。
25〜30m付近を狙う。
昨年、この時期はタチウオがベイトだったのですが、今年はいろんなものを食っているそうでカラーセレクトに悩みます。
前日、しっかり雨が降っていたのとまだ暗い状況なので、チャートスカートにイカナゴールドネクタイ(カーリー)でスタート。
ロッドはポイズンオーシャンのTKC67M。
ポイズンオーシャンのバーサタイル(用途の広い)モデル。
このブログを良く読んでいただいている方なら以前までは加太の時、TKC64LかTKC-67M-VCMを使っていたのに?と思われるでしょう。
実は今回、意味あっての変更。
最近がまかつから発売された「サーベルポイント」を試してみたかったのです。
この針はガイドサービスセブンの宮崎船長が考案された針で、
・細軸
・かえしまでの距離が長い
・マイクロバーブ(かえしが小さい)
といった、「掛かりがよくて貫通しやすい」フック。
いつも私が瀬戸内で使っているフック(伊勢尼、伊勢湾真鯛等)に比べて細軸なので、できるだけ早く貫通させたいという理由からTKC-64Lから長くパワーが少し強いTKC67Mをセレクトし、その長さとパワーで先に掛けてしまおうという狙いでした。
ただ、その分ドラグは普段よりもさらに緩め。
掛ける際はスプールを抑えてスイープにフッキングし、あとは無理せずドラグゆるゆるファイトで時間をかけて取り込み。
この思惑がハマって?か、まずは1枚と言いたいところですがあがってきたのはカマス。
40cmを越えるような大カマスでした。
船長が1枚釣り、次に私。
2012121702.jpg
よーく肥えた真鯛でした。
フックはしっかりと貫通。
続けてもう1枚。
2012121703.jpg
これまたしっかりと貫通。
ビシカブラをしていた同船者にナイスサイズ。
とここで魚探から一流しごとに減っていく。
周囲の船を見るとあちこちビニールで釣っている。
2012121707.jpg
カラーか?と船長にビニールなら今はどんな色?と聞き、透明だったのでケイムラなど近い色を試したり、リーリングスピードをデッドスローにするも反応なし。
で、エビオレンジを使っていた船長にアタリ。
それで、すかさずエビオレンジにチェンジし3枚目。
2012121704.jpg
最後は長い沈黙の後、終了間際に4枚目。
2012121705.jpg
これにて終了。
2012121706.jpg
見ていた感じ、今日はビニールに分があったかなというような状況でした。
うーん、なぜ?
面白い課題がまた1つ見つかりました。
さて、この日は来年発売される予定の新色のスカートをテストしていました。
フイッシングショーあたりでお見せできたらいいですね。
どれも「釣れそう」ではなく「釣れるやん」的なカラーで、使っていて釣れる気が倍増するカラーです。
詳細が決まればまたここで発表しますね。
そうそう、石谷船長が「ジャッカルさんのエビオレンジって潮が澄んでいても濁っていても、暗くても明るくても、どんな状況でも釣れるなぁ」と言ってました。
私も同意見です。
個人的には「鯛カブラの時代を変えたカラー」と思っています。
みなさんもタックルボックスには「エビオレンジ」を忍ばせておいてください。
必ず活躍するカラーです。
で、釣った真鯛なのですがあまりにも美味しそうだったので帰宅して早速食べました。
ここでちょっと変わった食べ方を紹介します。
名付けて「和歌山流焼き霜」。
和歌山の真鯛ブランドと言えば「加太」。
同じく和歌山の特産は「南高梅」。
そう、焼き霜(普通の刺身でもOK)に南高梅をのせて醤油も何も浸けずにそのまま食べてみてください。
梅のすっぱさと甘み、真鯛の甘みのハーモニーがたまりません。
2012121708.jpg
ちなみにおすすめの梅干しの種類は「ハチミツ漬」です。
ぜひハチミツ漬の梅干しと一緒に食べてみてください。
ちなみに私の中に徳島流もありまして・・・
刺身に塩昆布を少しのせて徳島県特産のスダチをかけて食べる方法。
これも旨いです。
ぜひお試しあれ!
2013年トータル/105枚。

対馬へ

仕事を終え、船上サラリーマンと二人で車に乗り込み西へ西へと向かいました。
向かった先は博多。
2週連続となりました。
交代しながら無事に博多に着き、関東地区を中心にひとつテンヤで活躍しているジャッカルソルトフィールドスタッフの吉岡進君と合流し、港へ。
2012120501.jpg
「船長!お久しぶりです!!」と先週乗船させていただいた飛燕さくら丸の久保田船長にご挨拶。
2012120502.jpg
ここで船上サラリーマン、吉岡君を乗せた船は港を出てさようなら。
一緒に釣りをしたかったのですが、私だけ目的地が違うんです。。。
車を福岡空港へと走らせ荷物を預けて博多市内へ。
車を置いて再び空港に。
向かった先は対馬。
2012120503.jpg
空の旅は一瞬で眠りについたので起きたら対馬でした(笑
2012120504.jpg
ここから車で民宿たけだ家へ。
1泊5,000円でそれはそれは豪華な夜食とボリューム満点の朝食付き、そして目の前が港という素晴らしい宿です。
2012120505.jpg
民宿たけだ家へ到着するとすぐに釣りの準備。
昨日から30分しか寝ていませんが、ワクワクで眠気がどこかにいってました。
この日は漁止めなのでおかっぱり。
2012120506.jpg
エギングタックル、キャスティングタックル、小物狙いのタックルを積み込んでよさげなところをウロウロ。
すると、ボイル発見!
2012120507.jpg
小さい魚のボイルだったので、積んでいたジャッカル・キャリコにジャコナックルを装着しキャストするといきなりの良型メバル。
2012120508.jpg
潮がヨレている部分から表層に浮く小さな小魚を補食していました。
1時間くらいでしょうか、ハニータイムが続き対馬のポテンシャルの高さを初日から実感。
食いが悪くなったので移動すると尺メバルの群れに遭遇。
サイトで狙うもガン無視だったのでボリューム満点の夕食を終え夜に再び勝負しましたが、アジの猛攻で釣りにならず。
2012120509.jpg
2日目は風が強くて波も高く午前中少しだけ船を出してもらいましたが簡単に釣れるヒラス、ワラサに癒されました。
宿に戻って少し仮眠し、夕方からイカ釣り漁師に同船させてもらいました。
2012120510.jpg
釣り始めは食いが悪かったのですが、終盤はハニーモードに入りビンビンタングステンスッテで入れ食いに。
2012120511.jpg
漁師も驚きの釣果でした。
2012120513.jpg
ちなみに使ったタックルはポイズンオーシャンTKC-64L。
ひとつスッテは鯛カブラタックルで十分楽しめます。
イカを泳がせておけばアラ(クエ)。
2012120512.jpg
とても嬉しい魚が釣れました。
イカも大漁。
寒さも眠さも忘れて夜遅くまで没頭していました。
最終日。
海は凪。
天気もいいし絶好の釣り日和。
2012120514.jpg
以前から興味があったロングフォールジャークに挑戦。
午前中の短い時間でしたがヒラメ、アコウ、オオモンハタ、そして青物といろんな魚が暇無く遊んでくれました。
2012120515.jpg
高級魚とイカはもれなくお持ち帰り。
2012120516.jpg
帰り支度をして対馬空港へ。
帰りも空旅の記憶がないまま気付けば福岡空港。
同じく3日間玄界灘で気難しい真鯛と戦ってきた船上サラリーマンと合流し、大阪に帰りました。
めちゃくちゃしんどかったですが、また来年同じことをしそうです(笑