イワシベイトで安定した強さを誇るカラー「松本レッド」

そろそろこのカラーが強くなる季節ですね。
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カラー名は「松本レッド」。
その頃一緒に鯛カブラに行っていた仲間達がそう名付けました。
当初販売されていた鯛カブラはオレンジネクタイ1色展開の販売も珍しくなく、逆にそれが当たり前となっていました。
その後、少しして赤ネクタイが出始めたのですが、スカートはオレンジとどれも「オレンジ+赤の組み合わせ」でした。
明石をメインフィールドにしていた私は、当初鯛カブラを自作していたのですが、いくつか作ったカラーの中にある時期に偏って釣れるカラーがあることに気付いたのです。
それが「ピンクにブルーラメのスカートに赤のネクタイの組み合わせ」でした。
このカラーが強い時期は、梅雨から夏でベイトがイワシの時。
イワシであれば、見た目的にシルバーやゴールドに分がありそうなのですが、そのようなカラーよりもこのカラーが強いことが多いのです。
イワシに似ても似つかないカラーなのになぜ?と思われるでしょう。
この理由については私自身、確信を持ってお答えするものがないのですが、イワシがベイトの時はとても強いということだけは確信を持って言えます。
また瀬戸内、日本海、九州とフィールドを問わず強いのも特徴です。
昨年の夏にはナナマル3連続ゲットを含む8枚をすべて松本レッドで獲りました。
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レポートはこちら
こんなに釣れるカラーなのに私の知る限り市販の鯛カブラではないんですよね。
そういう経緯でジャッカルにこのカラーを作れるように要望したら、明石で爆発するカラーということで「ダイナマイト明石」というユニークなネーミングになりました(笑
素晴らしいセンスです。
このカラーの作り方ですが、
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・ビンビン玉チューニングスカート/ダイナマイト明石
・ビンビン玉チューニングネクタイ/レッドゴールドフレーク
を組み合わせるだけ。
これにヘッドは、
・ブラックゴールド系
・レッドゴールド系
・ピンクゴールド系
を組み合わせます。
さて、このカラーを使う際にはキモがあります。
それは針。
イワシがベイトの時、真鯛はよく鯛カブラのヘッドに噛み付きます。
強靭なアゴと歯で噛み付くバイトでフックが噛み潰されることも少なくはありません。
少々太い針でも一撃です。
よって、噛み潰されないような強い針を使うことになるのですが、そうなるとどうしても軸が太くなります。
私は基本的にアワセを入れないのですが、噛み付くようなバイトと軸が太い針を使うという理由からこの時期だけは積極的にアワセを入れて掛けにいきます。
ドラグ設定も普段より強め、7〜800g程度に設定し「瀬戸内ではラインを1号、リーダー14lb」「
アベレージが大きい九州エリアではPE1.2号、リーダー16lb」にアップさせたパワータックルで「とにかく針を貫通させる」ようにファイトをしています。
また、この時期は巻き上げてクラッチを切った瞬間に鯛カブラが落ちない、フォールの途中でラインが止まるといった「フォール」でのアタリが多くなるのも特徴です。
イワシが入ると2週間程度で真鯛はそれを追い始めます。
和歌山の加太ではイワシに付きだしました。
これから湾奥へどんどんイワシが入り「松本レッド」の季節がやってきます。
必ずタックルボックスに忍ばせておいてください。

岡山県・下津井鯛カブラレポート

GW前後にある大爆釣がなく、次の良い潮にはもしかして?と期待して・・・と気がつけばもう5月末。
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そろそろもういい加減という最後の望みになりそうな25日の大潮に岡山県下津井の松本釣船2へ行ってきました。
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結果的には船中8名で7枚と大爆釣ではなく厳しい一日でした。
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松本船長は、なんとか1枚でも多く釣ってもらおうといろんなポイントを駆け巡り残業までしてくれたのですが、その思いは真鯛には届かず。
まだこれから産卵するよという個体も混じっていますが、過半数が産卵後の痩せた個体。
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ベイトになりそうなイカナゴが水面を泳ぎ回るも、魚探に映る真鯛の反応は弱々しいものでした。
また、アタリも弱々しく「モゾモゾ」というショートバイト。
おまけにアベレージサイズも小さい。
これでもか!というタフな状況でしたが、なんとか1枚釣ることができました。
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ボーズも十分考えられた状況で絞り出した1枚はとても嬉しいものです。
さて、瀬戸内でこのような産卵後の低活性な状態の真鯛を釣る時のキモをいくつかご紹介しましょう。
■真鯛のレンジが下がる
産卵をして体力がなくなった真鯛は、補食しやすい底生生物を食べて体力を回復させる傾向があります。
よって「底べったり」のレンジになります。
ボトム中心の展開にし、巻き上げスピードもやや遅め。
シャローにおいてはキャスティングの釣りよりもバーチカルな釣りが好釣果になりやすいです。
横の動きよりも上下の動きに反応しやすい、またキャスティングではリトリーブスピードをスローにしにくいといった理由からです。
■ネクタイはストレートでショートカットチューン
活性が低い時はカーリーよりもストレートに分がある時が多いと思います。
またカットしてショートにしショートバイトでも針掛かりしやすいようにします。
先日ご紹介したカーリータイプのショートカットチューン同様、現場で簡単に作れますのでお試しください。
ビンビン玉チューニングネクタイを例にすると図のように細い方の先端をカットし折り曲げる部分を太い方に少しずらして太い方と細い方が同じ長さになるように調整します。
■しっかりと重みを乗せて慎重にやりとり
イライラしてしまいそうな弱々しいバイトですが、テイップの柔らかいロッドでしっかりと乗せて緩めのドラグで慎重にやりとりしましょう。
唇になんとか掛けてもアワセや強いドラグでファイトすると身切れしてしまいます。
■ローテーションカラーに赤を
イカナゴを追い回してきた時期が一段落し、季節が夏になろうとすると少しずつ「赤」に対する反応が良くなります。
ローテーションカラーに赤をプラスすることを忘れないようにしてください。
と、こんなところでしょうか。
和歌山の加太ではイワシが入り、産卵後の回復個体が徐々にイワシを追い掛け始めています。
これからどんどんイワシが奥に入り瀬戸内全域でイワシがベイトになるでしょう。
それまでは我慢の釣りを強いられることが多いとは思いますが、大型の個体ほど早く産卵を終えているのでアベレージサイズよりも早く回復し釣れだします。
厳しいなと思っていたらいきなり「ドーン」と出ることもありますので、気を抜かないでくださいね。

第3回)初心者の方へ ー 乗船する際のマナー

乗船日の前日は必ず船長に連絡を入れて、
・予定通り出船するか?
・集合時間は何時か?
の2つは最低限確認しましょう。
天候等により時間を遅らせて出船することになるかもしれませんし、もしかすると中止になるかもしれません。
また、こちらの都合でキャンセルする場合は分かった時点ですぐに船長に知らせましょう。
キャンセル料を支払わなくても良い場合もありますし、支払うにしても全額支払わなくても良い場合もあります。(船によって規定が異なりますのでご注意ください。)
なお、船長への連絡はおおよそ9時〜19時頃が目安です。
朝早いので、夜は早めに就寝されている場合が多いです。
くれぐれも夜遅い時間帯の電話は避けてください。
乗船日当日は、時間に余裕をもって集合時間に間にあうように出発してください。
朝早いからといって渋滞がないわけではありません。
GWやお盆など朝早くから予期せぬ交通渋滞が発生していることがあります。
万が一、遅刻しそうな場合は船長に連絡を入れましょう。
乗り合いで遅刻した場合は、待たずに出船してしまう場合もあります。
その際は乗船できなくても料金を支払う場合があります。
集合場所に到着したら、船長や同船される方に声をかけて挨拶しましょう。
荷物を下ろして準備をし、船に乗り込みます。
この際、
・乗船名簿に必要事項を記入
・釣り座の決定
をします。
これらは船長からアナウンスがありますので、その指示に従ってください。
また、クーラーボックスに関しては、
・持ち込む場合(魚を生かしておく生け簀がない場合など)
・持ち込まない場合(魚を生かしておく生け簀がある場合など)
によって異なりますので船長に確認しましょう。
釣り座が決まれば、その周辺に自分の荷物を置きます。
まずはロッドをロッドホルダーに立てましょう。
ロッドを床に置いていて踏まれて破損しても、自分の責任であるというのが暗黙のルールであることが多いです。
ロッドを手放す際は必ずロッドホルダーに立てるという癖をつけておいてください。
その他の荷物はできるだけコンパクトに、そして風で飛んでいかないようにしてまとめましょう。
また、鯛カブラをセットした状態でロッドホルダーに立てる場合は、船の揺れで鯛カブラを振り回すことになります。
大変危険ですので、足下に置くなど注意してください。
どのように置いたらいいか分からない場合は、同船者や船長に確認しましょう。
いずれにせよ、「分からないことは自身で判断するのではなく船長に確認する」ようにしてください。
その他、
・ゴミは自分で管理し持ち帰りましょう。
・喫煙する場合はタバコを吸っていい場所を確認。
・タバコの吸い殻は携帯灰皿に。
・トイレを使用する際は船長に一声掛ける。
などが注意点でしょうか。
マナーを守ってみんなが気持ちよく釣りができるよう心がけましょう。

ビンビン玉チューニングネクタイカーリー・ショートカットチューン

発売以降、根強い人気のビンビン玉チューニングネクタイカーリー。
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活発に餌を探し求める産卵後の体力が回復した個体には、カーリータイプネクタイのアプローチが強いことも。
ストレートタイプとの使い分けで一番分かりやすいのは「活性が低ければストレート」「活性が高ければカーリー」といったように魚の活性に合わせること。
私の経験上、活性が低いとあまり動かない方がよく、逆に活性が高い場合はよく動いて目立つ方がよいことが多いですね。
さて、このビンビン玉チューニングネクタイカーリーですが、実は我が家の水槽で誕生しました。
作った経緯は、それまでに使っていたシャウトのアンサーのカーリーテールがストレートよりもよく釣れる時が何度かあったこと。
ただし、カラー展開が少ない、もう少し長さが欲しいと使い込んでいるうちに自分の中で様々な要望が増え、自作することを思いつきました。
職業柄、パソコンでデザインはできるので、いろんな形を作っては水槽でアクションチェックを繰り返しました。
様々な形を作っていくうちに形状の違いによるアクションのキモを知り、自分の思うようなアクションを出せるようになってきました。
自分が理想としていたアクションは、大きな回転ではなく波打つようにアピールすること。
苦労したのは、できるだけフックに絡まないようにすること。
気がつけば山ほどサンプルを作っていました。
最終的に候補を絞り込んだものをジャッカルに持ち込み、最終チェック。
そして誕生となりました。
相当な時間を費やして試行錯誤したので、私にとってはとても思い入れのある商品となりました。
今でも「ビンビン玉のカーリーネクタイってよく釣れますよね」と聞くと、とても嬉しくなります。
このカーリーネクタイですが昨年も紹介したように、先端をカットすることでアクションがややワイドになります。
シルエットが小さいながらもしっかりアピールするので、釣れる真鯛のアベレージサイズが小さい時などにとても有効です。
カットする方法は以下のようにしてください。
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ハサミがあれば現場ですぐにできるので、アクションをチェックしながら少しずつカットし、好みの長さに調整していただければと思います。(カットする位置は上図をおおよその目安ににすると良いでしょう。)
昨年、ショートカットチューンで何度も良い思いをしました。
ぜひお試しください。

第2回)初心者の方へ ー 遊漁船に乗る前の準備

遊漁船の予約が完了したら、釣行日までに準備しておかなければならないことがあります。
第1回の話題で説明したようにショア(陸っぱり)なら忘れ物や足りないものを補うことはできますが、船に乗ると忘れものを取りに戻ったり足りないものを補うことが難しくなります。
基本的に港を出た船はよほどのことがない限り途中で港に戻ることはありません。
途中で戻ることがあることとしては、
・けが人、病人が出た
・事故、船のトラブル・故障
・天候不良
・その他、港に戻らざるを得ないことが発生した
くらいです。
「雨具を忘れた」「飲み物を忘れた」「ルアーを忘れた」などといった理由では戻らないことが多いです。
ですから、忘れ物がないようにするのはもちろん、様々なことを想定して準備し持ち込んでおくことが大切です。
必要なもの、準備しておいた方がよいものを記載しますので参考にしてください。
■釣具
ロッド、リール、鯛カブラ等の釣りに必要な道具。
ロッドやリールに関してはレンタルできる場合もあります。(レンタルタックルの有無は船長に確認してみてください。)
レンタルには有料/無料があります。
ただし、破損や紛失すると追加料金が発生する場合があります。
鯛カブラ(ルアー)に関してはレンタルしてくれる船はほぼありませんので、予め購入しておく必要があります。
・使う重さやおすすめのカラー
・何個くらい持っていけばよいか
を船長に確認して購入しておきましょう。
■ライフジャケット
ライフジャケットは万が一の落水から命を守るために必ず着用しましょう。(船でレンタルしてくれる場合もあります。)
■ウェア
年間を通じて長袖、長ズボン、帽子というスタイルをおすすめします。
沖に出ると、
・さらに寒い
・さらに暑い
・朝夕と日中の温度差が非常に大きい
といったように陸地にいる時とは全く異なります。
季節ごとの注意点です。(西日本の例です。)
<4月〜6月>
朝夕の温度差が大きく、朝夕は冬の格好なのに日中は夏の格好といったことになることもあります。日中でも雨が降ったり風が強いと冬の格好でちょうどいいくらいになったりします。
<7月〜8月>
朝夕は涼しいですが雨が降ったりして濡れると寒くなりますので、羽織る長袖を1枚用意しておくとよいでしょう。日中はかなり暑くなります。
<9月〜10月>
朝夕の温度差が大きく、朝夕は冬の格好なのに日中は夏の格好といったことになることもあります。日中でも雨が降ったり風が強いと冬の格好でちょうどいいくらいになったりします。
<11月〜3月>
しっかりと防寒対策をしましょう。「暑くなれば脱げば良い」と考えて着込んでおくくらいがちょうど良いです。
■雨具
天気予報は絶対ではありません。怪しい予報であれば雨具を持っていきましょう。雨具は時に防寒着にもなります。
■その他
・飲食物
特に飲み物は多めに。ミネラルウォーターであれば余れば手や顔、タックルの洗浄ができます。また万が一の怪我などにも役立ちます。
・ゴミ袋
ゴミは持ち帰りが原則です。予備を持って行くと雨具や防寒着の代わりになったりします。
・薬
普段飲んでおられる薬はもちろん、船酔いしやすい人はアネロンなどの酔い止めを準備しておきましょう。
・クーラーボックス
釣った魚を持ち帰る時や、飲食物を入れておくのに便利です。
釣りの当日は予約した時間によっては朝が早かったりします。
余裕をもって、忘れ物がないように準備しておきましょう。
次回は、乗船する際のマナーをお話します。

探見丸CV-FISH発売!

シマノより探見丸CV-FISH(39,800円)が発売となりました。
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そもそも探見丸とはどういうものか?というと、探見丸を搭載している船の魚群探知機で得られる情報が自分の手元で確認できるというもの。
探見丸搭載船一覧はこちら
これを搭載していない船や搭載していても探見丸をもっていなければ船長が「水深30メートルで下から5メートルのところに反応があるよ」というようなアナウンスを頼りに底の起伏や魚がいる層を頭に浮かべながら釣りをします。
一方、これを搭載している船で、探見丸を持っていればそんなアナウンスは必要なく手元で、

・水深
・底の起伏
・魚のいる層

が分かります。
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※写真は旧タイプです。
これを持っているのと持っていないのとでは大違いです。
持っていればリアルタイムに水中の状況が把握できるので、根がかり回避はもちろん、魚の居る層を正確にトレースできます。
釣果に差がでるアイテムですからぜひ購入されることをおすすめします。
今回発売された探見丸CV-FISHは上記に加え新機能が搭載されました。(鯛カブラに必要と思われる新機能のみ紹介します。)

・魚のサイズが一目で分かる「アキフィッシュ」に対応

→おおよその魚のサイズが表示されるのでテンションが上がりますね!
・タイドグラフ表示
→全国各地のタイドグラフ(潮時表)が表示できます。

・直射日光でも見やすい高輝度タイプの液晶を搭載

→旧モデルでは直射日光が当たると見にくかったのですが、これを改善。
その他、乾電池を使用する場合は、旧製品)6本→新製品)8本になります。
ちなみに探見丸MINIもありますが、こちらは画面を見るのに片手を空ける必要があるので、船縁に固定できる探見丸CV-FISHがおすすめです。
船縁に探見丸船べりベースがついていれば付属品で固定可能ですが、船べりベースが搭載されていない船や搭載されていても釣り座が少しずれたりする場合は固定できなくなるので、探見丸固定クランプ(2,500円)を持っておくと便利です。
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※写真は船べりベースに固定し、船から電源を供給しています。
また、船に電源があれば探見丸CV-FISH電源ケーブル(4,000円)を購入すれば動作します。
電源がない場合は乾電池を使用することになるのですが、その場合は「エネループ」などの充電すれば繰り返し使えるタイプの乾電池を使用すると経済的です。

第1回)初心者の方へ ー 遊漁船に乗る前に

今回から通常のレポートや解説に加え少しずつ初心者向けの話も発信していきたいと思います。
というのも、鯛カブラ.comを初めて約6年になりますが、未だに初心者の方からの質問が多く現場でも初めて間もない方や経験が浅い方とよく遭遇します。
そのような方に、テクニック的なことをお話するとちんぷんかんぷんだと思いますし、何より基本の釣り方、もっと掘り下げれば「遊漁船に乗るにはどうすれば良いか?準備は?」すら分からない方もいらっしゃるかと思います。
釣りをしたことがある人でも遊漁船に乗ったことがなければ不安ですし、とにかく訳が分かりません。
そんな「これから始めてみたい」「始めたばかりだけど良く分からない」という方に、ぜひ読んでいただけたらと思います。
第1回目は「遊漁船に乗る前に」という話からスタートします。
■遊漁船(ゆうぎょせん)とは?
鯛カブラという釣りは基本的に船に乗って釣りをします。
仲間が船を持っているなら乗せてもらえるかもしれませんが、たいていの方は船を持っている仲間がいらっしゃらないかと思います。
そこで利用するのが「遊漁船」。
遊漁船とは、私達釣り人を乗せてポイントへ案内し釣りをさせてくれる船のことです。
予め定められた時間内で釣りをさせてくれるシステムで、それに応じた料金を支払います。
通常ほとんどの船は以下の2つの乗船方法があります。
1)乗り合い
1人でも複数人の方でも乗船可能。そういった方々を集めて規定の定員に達するまで乗船者を募集します。通常はこちらの「乗り合い」を予約します。
2)チャーター
船をチャーター(貸し切る)ので予約者以外の方は乗れません。定員以内であれば1人でも複数人でもOKですが、料金が高くなります。仲間だけで楽しみたいという方におすすめです。
また遊漁時間には船によって異なります。
1)半日便
午前、午後のどちらか半日の時間内での遊漁となります。
2)1日便(通し便)
日の出から日没を目安に約1日の遊漁となります。
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■遊漁船を探すには?

行きたい場所で営業している遊漁船はインターネットや釣り雑誌等で調べます。
当サイトにも鯛カブラをさせてくれる全国の遊漁船案内ページがございますので、ご活用ください。
鯛カブラ遊漁船の紹介ページはこちら
まず最初は家から近いところの遊漁船を探しましょう。
鯛カブラという釣りは地域によって独特の釣り方がありますので、それを把握するためには時間を要します。
通いやすい場所に何度か行ってその地域の釣り方を覚えるのが上達するための一番の早道です。
■予約する前に
まずホームページなどで内容をよく確認しましょう。
予め料金や時間、ルールなどを読んでおくと船長への質問が少なくなります。
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■予約方法
定められた予約方法に従って予約します。
電話で船長に予約をする方法がほとんどです。
遊漁船の船長は朝早くに起きて夜は早く就寝される傾向がありますので、おおむね9時〜19時頃に電話をするのが良いでしょう。(ただしホームページに受け付け時間が記載されている場合はそれに従ってください。)

■予約する

船長に電話をしたら、
1)希望日
2)希望便
3)乗船する人数
を伝えましょう。
次に、
1)集合場所
2)集合時間
3)帰港時間
4)料金
5)万が一キャンセルする場合のルール(キャンセル料等)
6)氷の有無
7)トイレの有無
を確認しておきましょう。
次回は「遊漁船に乗る前の準備や持ち物」をご説明します。

ビンビン玉45g/60g ハイアピールバージョン新色追加!

ビンビン玉45g/60gのハイアピールバージョンに3色の新色が追加されます!
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■フラッシュオレンジ-8SS
幅広い状況、エリアで安定して釣れるオレンジをベースにしたカラーを選定。このスカート、ネクタイの配色はすでに実績十分で個人的にとても熱望していたカラーです。外せないカラーですね。

■フラッシュチャート-9SS

春のイカナゴ・子イカがベイトの時、濁りが入った時に有効なカラー。九州ではこの手のカラーにイカグローで爆釣するパターンがあります。既存のラインナップのグリーンゴールドのローテーションとしても頼もしい助っ人が現れました。

■ファイヤーシュリンプ-10SS

既存のラインナップであるオレンジシュリンプに続く「エビシリーズ」の第2弾。ネクタイには特に瀬戸内では蛍光オレンジとともに絶対に外せないカラー「エビオレンジ」をベースにした新色を採用。スカートはエビの脚や触覚をイメージしたシマシマカラー。リアルかつ艶かしいカラーラインナップですね。
これら3つの新色は、ジャッカルサイト「バックステージダイアリー」にも詳細が掲載されていますのでご覧ください。
ジャッカル・バックステージダイアリーはこちら
発売日は5月下旬頃〜を予定。
ハイシーズンを前に品薄が予想されますのでお求めはお早めに。
下記のサイトで予約販売が開始されています。


福岡県・玄界灘釣行を振り返る

今年の玄界灘の真鯛は年明けからずっと好調で現在もそれを維持しています。
ここ何年か毎年GWは玄界灘に釣行していますが、今年は一番苦労した釣行でした。
例年は大潮周りに行っていたのですが今年は小潮周り。
釣れた真鯛は産卵を終えた個体も混じっていました。
産卵を終えたと言っても、真鯛は数回に分けて産卵するのでお腹の中に真子や白子が全くないわけではありません。
例年の玄界灘ならGWに釣れた個体は肛門から卵や精子が吹き出すのですが、今年のGWの個体は吹き出すどころか、ややお腹が凹んでいるように思えました。
潮の関係もあるのでしょうが、例年味わっていた「中層速巻きでガンガンヒットする」ような瞬発力のある時合いに突入することはなく、ポツリポツリとほぼ単発で拾い釣りをする感じ。
そして終ってみれば30枚超という釣果。
好釣果といえる枚数だと思うのですが、釣れる人と釣れない人がハッキリしていました。
カラーなのか、巻きスピードなのか、他に何が原因なのだろうか?
初日、体調不良ながらも釣れている人と釣れていない人との違いは何なのだろうかと観察してみたのですが、これといった決定的なことは分かりませんでした。
先ほど述べたように明確な時合いというものがあまりなく、拾い釣り。
初日に掴んだことと言えば、
・産卵前、産卵後の個体が混じる
・真鯛が浮いていない時間が長い
・スローな巻きで釣れる
・釣ったナナマルのアタリが弱々しかった
・釣れているカラーはマチマチである
・潮上と潮下の釣り座の方が多くの枚数をとっている(私は胴の間でした)
ということ。
初日に得た情報をより確実なものにするべく、迎えた2日目。
朝一はドテラ流しだったので釣り座の影響はあまりない状況で、カラーのみ「朝マズメ・薄曇り・春」の3つの要素から「イカグローが強い」と判断し、短時間でナナマル含む2枚とレンコ鯛を数枚釣り1人プチラッシュを味わう。
しかしパラシュートアンカーを入れてから状況が一変。
この日も胴の間にいた私をすり抜けるかのように潮上、潮下にアタリが集中しだす。
釣れている人を観察すると、やはり巻きはスロー。
潮上の人は赤やオレンジで潮下の人はグリーン。
赤でもグリーンでも釣れるのはなぜ?と意味不明になりそうですが、これはカラーがどうこうというものではないと判断。
結局この日も船中30枚超で潮上と潮下の釣り座の方が多くの枚数をとっていました。
この2日間で釣れるパターンの確信を得ました。
■まず一番大事なのは釣り座
例年の玄界灘なら「中層速巻きでガンガンヒットする」ので、釣り座に関係なく釣れるのですが今回の玄界灘はあまりやる気のない真鯛がボトム付近に居て、目の前を通るものに口を使うという状況だったので釣り座の影響は特に大きかったように思います。
冒頭でも述べたように産卵後の個体、特に大型に限っては私が釣った4枚はすべて一度は産卵を終えている個体で活発に追って補食するようなイワシやイカなどのベイトでなく、補食しやすいナマコやヒトデのような底性生物を吐き出しました。
さらに、群れの中でも、食い気が他の個体よりもあるものだけが食ってくるような状況だったので、その個体に遭遇する確率が高い潮上の釣り座が有利だったように思います。
あと、福井県の茱崎でもそうですが真鯛が船の下を避けていることも考えられるかと。
活性が低い上に船団。
真鯛のストレスは相当なものだったように思えます。
このことからも船から離れる潮下も有利な釣り座だったのではと思います。

■カラー

これは特に大きく外していなければOKだったように思います。
■リトリーブスピード
スローが圧倒的に有利でした。
ナナマルを4枚釣りましたが、大抵このサイズなら一気に「ゴン」というアタリでノセることができるのですがレンコ鯛やチャリコのような小さなアタリが続き、なんとか鯛カブラを追っているようなアタリでした。
アワセを入れる人なら一体どこでアワセたらいいのだろう?と思うような、弱々しく食い込まないアタリです。
また、波の影響で船が揺れた際はティップを下に向け波と体を同調させて、船の揺れによる不安定なリトリーブにならないようにしました。
過去にその対処方法を記載していますので参考にしてください。
http://www.taikabura.com/blog/2011/03/post_503.html
■タックル
弱々しくなかなか食い込まないので、ティップの柔らかいノセ重視のロッドに緩めのドラグ設定にしたリールで対応しました。
これをすることで、鯛をノセることができたかと思います。
■フック
昨年末から試していたサーベルポイントの能力を再認識することができました。
貫通性はディープでも抜群、また4枚のナナマルを掛けましたがしっかり貫通しているので伸びることはありませんでした。
アワせは入れていません。
ドラグを緩めにし(500g〜600g程度)ゆっくり時間をかけてファイトしました。
結果的に掛けてからのバラしはほぼありませんでした。
これらの対応をした結果、3日目以降はきちんとアジャストできたかと思います。
例年のイケイケ感があるGWの玄界灘の思い込みが大きく、アジャストするのに時間を要しましたがまたひとつ勉強になりました。
先日の香川県・高松での釣行でもそうですが、自身の経験などからくる経験や思い込みは時として歯車を狂わせて釣りのリズムを崩しますし、何よりも自然相手である以上、絶対というものはなく日々刻々と変化し近いエリアでもパターンが全く変わる場合があることを再認識しました。
釣りというものは、私だけかもしれませんが良い時の状況は良く覚えているのですが、悪い時の状況はあまり覚えていないもの。
現場で「前はこのカラーで良く釣れたのになぁ」とような声をよく聞きますが、それで結果が出ないのであれば違うことを試してみることが必要です。
釣ったことがないカラーは使いたくないですし釣れる気がしないでしょう。
それで釣れたなら新たな引き出しが増え、結果的に真鯛をキャッチできる確率が上がります。
ぜひ、いろんなことを試してみてください。

「ビンビンソルト#18 岡山県下津井沖 春のノッコミBinBinマダイ祭り」の私的見解

「ビンビンソルト#18 岡山県下津井沖 春のノッコミBinBinマダイ祭り」が昨日よりオンエアされています。
放送日・放送時間はこちら
この収録日の翌々週に私も松本釣船2で下津井沖に出ました。
収録は4月中順で私が釣行したのは4月下旬。
期間は2週間ほど違いますが、状況的にはほぼ同じでした。
岡山・下津井鯛カブラレポートはこちら
今年の下津井はノッコミがやや遅れ気味で私が釣行した4月下旬の状況では、冬を引きずる真鯛とノッコミを意識した真鯛が混在している感じでした。
潮周りはロケ日とほぼ同じで、釣れる時間帯や状況・エリアもほぼ同じでした。
ですから「ビンビンソルト#18 岡山県下津井沖 春のノッコミBinBinマダイ祭り」のオンエアを見ると、手に取るように状況が分かりました。
「ビンビンソルト#18 岡山県下津井沖 春のノッコミBinBinマダイ祭り」をご覧いただいた方も、まだご覧になられていない方も私の解説を参考にご覧いただくと、より分かりやすいかと思いますので参考にしてみてください。

<バラシ多発の原因>

番組の中盤付近で、ナカジーがとにかく掛けているのにも関わらずバラシを連発しているシーンがありました。
番組の始めではバラしていなかったのに、急にバレ始めましたよね。
何が駄目なのか分かりますか?
使っているロッドはTKC-64LやTKC-67L-VCMといった「ノセ調子」のものでしたので、このセレクトは正しいと思います。
彼は魚を掛けたあと「がむしゃらにリールを巻いて」いましたね。
これが駄目なのです。
ロケ当日のドラグ設定を確認すると「やや強め」。
「やや強めのドラグ設定」で「がむしゃらにリールを巻く」と身切れします。
これが掛けたにも関わらずファイト中にバラシが多発した原因です。
みなさんも思い当たる節はありませんか?
私は現場で良くこの光景を目にします。
ドラグが出てもそのまま巻き続けるというのは、「テンションを掛け続ける」という意味で決して真鯛の走りを止めるという意味ではありません。
慌てずゆっくりとテンションさえ掛け続けることができているなら、それで十分なのです。
ナカジーとは対照的に船上サラリーマンのファイトは安定しています。
しかも彼のリールのハンドルは夢屋のシングルハンドルを装着しており、リールの巻きパワーはナカジーが使っていたリールよりも上。
船上サラリーマンは「いくらでも巻こうと思えば力任せに巻けた」にも関わらず、ゆっくりと時間をかけて丁寧にファイトしています。
これが大きな違いとなりました。
ところで前半はナカジーもバラしが少なかったのですが、これは単に真鯛に活性によるものです。
潮が動いている時は真鯛の活性が高くしっかり食い込んできたので、針も身切れしないようないい所に掛かっていた訳なのですが、潮が緩みだすと活性が落ちて食い込みも浅く皮一枚といった掛かりになったので急にバラシが多発したのでしょう。
真鯛の活性(食い込み)に関わらず、「ゆっくりと時間をかけて丁寧にファイト」することがバラしを低減します。
先日掲載した「バラし対策の基本」の記事もあわせてご覧になり、今一度ご自分のこれまでのファイトを振り返ってみてください。
バラし対策の基本はこちら

<潮が緩んで真鯛の活性が落ち、ショートバイトになった時の対応>

潮が緩みだすと「アタリがあるのにノセられない」という状況になりました。
ロッドの適切なセレクトだけではカバーできなくなっています。
私が釣行した際も同じような状況になりました。
その際、私は以下のような対応をしました。
・ネクタイをショートにする
・巻きスピードを遅くする
この2つの対応をしたことで、潮が緩んでいてもしっかりと真鯛を掛けることができました。
番組では、ノーマルの長さのネクタイを使い続けていたのでショートにチューニングすれば良い結果になっていた可能性が高いのではないかと思います。
<ズバリはまったカラーローテーション>
カラーローテーションはとても美しく決まっていましたね。
普段カラーローテーションに悩んでおられる方は必見です。
特に決まっていたのは「1流しごとに目先を変えるカラーローテーション」でしょうか。
同じようなポイントを2度、3度と流すと同じカラーへの反応が悪くなります。
ナカジーがどのタイミングでどのようにカラーをチェンジしていたのか。
ぜひ参考にしてみてください。
最後になりましたが、良い友人であり良きライバルのナカジー!今後の活躍を期待していますので頑張ってください!!
応援しています。
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