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タイラバロッドについてユーザー様からご質問いただきました

ユーザー様よりご質問いただきました。
フィッシングショーOSAKA 2016でもよくご質問いただきましたが、ユーザー様がロッドをセレクトされる時、ここ最近の傾向として様々なロッドを使ってみた結果、自分の釣り(フィールド)に合うものをさらに深く追求されているような内容のご質問が多かったように思います。
カタログスペックでは誌面などの都合上、広い範囲でしかお伝えできておらず、そこに掲載(記載)されていない細かい部分が気になっておられるのでしょうね。
<質問内容> フィッシングショーOSAKA 2016で松本プロにお聞きしたかったのですが、他のお客様とお話しされてたのでお聞きできなかったので・・・。 私の釣行のほとんどが明石でしてHS610ULか710ULどちらを購入するか悩んでます。理想は90〜100gを引き重りなく着底感知が良く、アタリを弾かずオートに乗るロッドです。先日冬の小豆島対策にHS610SULを購入し抜群でした。BSC-72MH-VCMをお勧めになられるかも知れませがその次にと考えてます。宜しくお願い致します。 <回答> この度は、フィッシングショーOSAKA 2016でジャッカルブースにご来場いただき、ありがとうございました。 また、せっかくの機会でしたのにお話させていただくことができず申し訳ございませんでした。 さて、ご質問の件ですが、まとめますと ・明石がメインフィールド ・使用するタイラバのウエイトは90〜100g ・引き重りなく着底感知も良い ・アタリを弾かずにオートに乗せられるロッド を満たす条件のロッドをお探しのようですね。 明石で90〜100gのウエイトを使われる釣りをされているということは、明石でも比較的深いエリアですね。 海峡の真ん中など、50〜60m付近で2枚潮や激しい潮流と風が影響すると難易度が高くなりやすいところですと、このくらいのウエイトが必要になることはよく分かります。 ・使用するタイラバのウエイトは90〜100g ・引き重りなく着底感知も良い ですが、引き重りに関してはロッドで調整をするのは難しいかと思います。 引き重りの一番の要因は、タイラバ自身の抵抗です。 よって、単純にタイラバが水を受ける抵抗を減らすために同じウエイトでも高比重なタングステン性を使うことで引き重りは軽減されます。 これは同じウエイトでタングステン、鉛の両方を引き比べるとすぐに体感できるレベルです。 タングステンを使うことで解消されます。 次に着底感度ですが、90〜100gというヘビーウエイトなタイラバを使うと、まずロッドのティップ(先端部)がタイラバのウエイトで入り込んでしまいます。 さらに水深が深いとラインが潮流の影響で引っ張られますから、ロッドのティップにかかる負担は相当のものとなります。 こうなるとどうしても柔らかいティップのロッドでは底取りが不鮮明となってしまいます。 そういう部分を解消するには、HSシリーズの「BSC-HS710UL-ST」か、VCMシリーズの「BSC-72MH-VCM」の2機種に絞られるかと思います。
BSC-72MH-VCMは、今回の1本の次にお考えということですので、そうなるとBSC-HS710UL-STが良いのではと思います。
長さがありますが、実はこの長さが結構キモでして、乗り合い船など喫水の高い船やプレジャーボートで船の先端など、水面までの距離がある場合に着底感を邪魔する「風」の影響も防げます。
要するに、ロッドの長さを生かして水面ギリギリまでロッドティップを下げることで、水面から出ているラインが風を受けることを防ぐのです。
あと、HSシリーズはベリーに張りがある「掛け調子」のロッドですが、これはリールのドラグを調整することで魚を乗せることができます。
張りがある分、ドラグを緩めにすることで乗せることができると思います。(参考までにVCMはややキツめにして粘りのあるベリーで乗せる感じです。)
しっかりとした針掛かりが確信できたら、そこから徐々にドラグを締めて勝負をかける、そんな感じのイメージでファイトしていただけたらと思います。
これらの内容から、BSC-HS710UL-STをご検討されてはいかがでしょうか。
ちなみにBSC-72MH-VCMは、ビンビンスティックシリーズ最強の着底感を味わえるロッドです。
一見、ベリーが強靭に感じるかと思いますが、そこはオートに乗せるVCMシリーズでして、粘りがあるものですから、魚が反転→しっかりとした巻き合わせが決まります。
最後になりましたが、文章ではお伝えしきれない部分もございます。
もし機会がありましたら、明石ですと「利弥丸」がビンビンスティックシリーズ全機種取り揃えてレンタルしてもらえますので、実践でお試しいただくことも可能です。
上記の説明とあわせて参考にしていただけますと、なお分かりよいのではないでしょうか。

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