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鯛カブラのリールの話

最近鯛ラバのレポートをせず、他の釣りのレポートばかりになっている松本です。
言い訳ではありませんが、いろんな釣りをすることで鯛ラバにフィードバックできるものも多々あります。
例えばジギングにしてもどういうカラーのジグを使うのか?底でヒットするのか中層なのか?などから、釣れる潮の重みをタックルを通じて感じてそこから時合を読み取ったりと共通する部分が多いです。
さて、言い訳はこのくらいにして今回釣具店から聞いた話で気になったことがあったのでブログに書かせていただきます。
鯛ラバで使うリールですが、私にとっては意外なことに「ハイギアタイプ」のベイトリールが一番売れているようです。
ハイギアというと、7:1程度のものを指します。
ハイギアのメリットと言えば巻き取るスピードが速いこと。
その反面、巻きのパワーが衰えますし巻き心地が重くなります。
逆にローギアになればなるほど巻きのパワーも上がり巻き心地も軽くなります。
現在販売されているベイトリールのギア比を大きく分けると、
■7:1
■6:1
■5:1
の3つのギア比となります。
※実際は6.3:1や4.9:1という風に上記の3タイプと言い切るには誤差がありますが、そうなると説明が長くややこしくなるので、あえて3タイプにしています。
では、鯛ラバで使用するリールはどのギア比がベストなのか?
私は様々なギア比のものでいろんなフィールドを試しましたが、ベストだと思うのは5:1もしくは6:1のどちらかです。
これをどちらか1つに絞るなら5:1です。
ローギアタイプを薦める理由は、
1)一日中リールを巻いても疲れない。
2)魚とのファイトがしやすい。
3)いろいろなリーリングスピードの釣りに対応しやすい
です。
1)、2)はローギアの場合、巻きのパワーと軽さがハイギアタイプよりも上だからです。
3)は私の性格の問題?かもしれませんが、どうもゆっくりのスピードで巻くのが嫌いでついつい速く巻いてしまうのでハイギアタイプだとそうしても速く巻き過ぎてしまうからです。テンポよくハンドルを巻きたいのでローギアであれば多少スローにリーリングしても自分のテンポにあったリーリングができます。
速く巻く分に関してはローギアでもがむしゃらなスピードで巻くことは無いのでローギアで十分に対応できます。
季節やベイトによってこの巻くスピードは変わるのですが、バスフィッシングのようにリールを5台も10台も持つ人はいないでしょうし、一度にそんな多くのタックルを船内に持ち込む人もいません。
せいぜい、2本が一番多いと思います。
限られた数のタックルしか用意しない釣りですから、どんな状況にも対応しやすいものを持つことがベストだと思います。
ハイギアタイプを使う人の理由として、回収スピードが速いので手返しが多くなるということをよく耳にします。
確かにそうなのですが、回収の回数よりも回収せずに鯛ラバを上下する回数の方が多い釣りですので、私は回収スピードは遅くても巻きが軽い方をセレクトします。
長時間一定のスピードでリールのハンドルを巻き続ける釣りですから、集中力の持続や疲労を少しでも軽減させるために巻きの軽いローギアタイプを使用されることをお薦めします。
次に形状ですが、これは個人の好みが一番大きいかもしれません。
好みがなく、迷う場合は購入される際に実際にロッドに装着しハンドルを巻いて試してみてください。
ちなみに私は最初ジリオン(平形)を使っていましたが、現在はカルカッタコンクエストやRYOGA(丸形)を使用しています。
これは、丸形の方がリールを巻く時にロッドがぶれずに安定して巻くことができるからです。
平形はリールを手で覆うような感じでパーミングできるので一見安定するように思えますが、手で壁を作るようにパーミングする丸形の方が安定して巻くことができます。
もちろん、これは個人的な意見ですので、先ほども申し上げましたように実際にリールをロッドに装着してハンドルを巻いた感触でご判断ください。
最後に価格はやはりリールの性能を大きく左右します。
当たり前のことですが、高価なほどいい素材で本体重量が軽く、またベアリングの数も多いために巻きもスムーズとすべてにおいて安価なものよりもメリットはあります。
デメリットは高いということですが・・・
参考になりましたでしょうか?

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